KH400のミッション組み直し Day.7
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前回6日目の記事に書きましたがKH400抱きつきさせました。
やってしまったものは仕方ない。後悔しか無い。
シリンダーを直す
井上ボーリングさんでICBM化しました。
0.5mmオーバーサイズでホーニングしても限界が近いのは見えているので、それならスリーブ打ち込みしてもらおうかという決断です。
たまたま問い合わせをしたらSTDサイズ(φ57)のスリーブなら在庫が1組あるということだったので「じゃあそれで!」という流れで依頼しました。
それとシリンダーを発送してから「フィンの欠けも直しましょうか?」とか「表面の防錆皮膜も黄ばんでるしウェットブラストも〜」みたいな感じで色々やりとりしながら追加でお願いしました。
この際なのでピストンの購入とWPC/MOS2加工もお願いしました。
届きました
アルミスリーブ(ICBM)について
旧車(特に2スト)乗りには魅力的な商品だよな〜と以前から思っていました。
2019年の東京モーターサイクルショーに行ったとき井上ボーリングさんのブースがあったので覗いたところ、750SSのアルミ削り出しシリンダーが展示されていました(500だったかも?)。
いろいろ詳しく話を聞いていると担当してくれたスタッフの方が自分と同い年でしかもICBM化したKH250に乗っているということでした。
色々話もはずんでメリットを簡単に挙げて貰ったらこんな感じでした。
- 軽量化
- 放熱性の向上
- 耐摩耗性の向上
- 吸排気ポートにガイドを付けたことで首フレの低減
この4点ってすごく魅力的だな〜とずっと思っていました。
吸排気ポートのガイドはこの画像からご確認を。
耐熱ワックス
今回ウェットブラストをかけたのでシリンダーとヘッドの表面はきれいになっていますがこのままではいかんということでワックスをかけました。
この手のマスキング作業って全然経験値が無いのですごく時間がかかりました。。。
作業の流れは 燃焼室や吸排気口をマスキング→耐熱ワックスを吹く→ウエスで伸ばす でした。
脱脂をしろなどの記載は無かったので乾いたウエスで軽く吹いた状態でワックスがけしました。
こんなこともあろうかと耐熱ワックス自体はかなり前に購入済みでした。バイク界隈だと耐熱ワックスはヤマルーブとラベンが2強なのかな、ホンダ純正も市販されてるけどこの2種類より値段が1000円以上高いので今回はパス。
作業風景
このあとスタッドボルトのねじ込んだらスリーブ化の影響?熱でゆがんだ?なのかうまく入らない箇所があったのでタップ切ってパーツクリーナー吹いたので、また組む前にワックス塗り直そうと思います。
使ったもの・購入したもの
続きます...