KH400のミッション組み直し Day.6
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また時間は経過して2020年3月下旬。
都内テスト走行中
国道を走行中。交差点を曲がるとちょっと渋滞気味だったので減速して停車、アイドリング状態でガキンッという金属音とともにエンジン停止。
とりあえず歩道に移動。
ニュートラルランプは点灯しているので電気系統のトラブルではない。
キックするも降りず。5分くらい待っても変わらず。おそらくピストンが動かない。焼き付きか??
諦めてJAFで自宅まで運んでもらいました。ショックで写真は1枚しか撮っていないです。
原因を探す
帰宅後、現状を維持したまま原因を探して気付く。
2ストオイルが空になっている。
走行可能になってからはセッティングのため試走を繰り返していたが2ストオイルを補充したつもりが切らしていたせいだったようでした。
日常点検がきちんと出来ていなかったということですね。。。
現状の可能性としては焼き付きか抱きつき、冷間時にピストンが動けば抱きつきで確定。
スムーズに動かなければ異物がクランクケースに入り込んでいる可能性もあり。
なので冷間でキックが降りるか試す。
ピストンは動くのか
2ストオイルを補充、タンクのガソリンは一度抜いてから20:1混合オイルを補充、プラグを外してから2ストオイルを数滴垂らしてピストン。
プラグを抜いたまま圧縮が無い状態でゆっくりキックを降ろすと、、、動く。
スネークカメラで中を覗いたところ縦筋が沢山入っているのが見えました。
便利ですがなかなか使いづらいですね。画像も全体的に荒かったので非公開にします。。。
シリンダーを外す
最初はキャブレターを外す
マフラーを外す
ヘッドを外す
シリンダーを外す
吸気側の傷が深い
ピストンを外す
1番シリンダーのピストンピンが固着?非常に堅くなっていたためピストンピンプーラーを購入
こちらも吸気側の傷が深い
状況確認
今のピストンは全部再利用不可。
シリンダーも爪が引っかかる傷も多いのでボーリングは必要。
3気筒とも現時点で0.5mmオーバーサイズなので次は1mmか、しかし信頼度が高いと言われているShiftUpのピストンではSTDの他は0.25mmと0.5mmオーバーサイズしかない。
信頼度うんぬんと2ストオイルの補充忘れは関係無いのですけどね。。。
使ったもの・購入したもの
続きます...