2016年内最後の長距離ツーリング その2
午前9時頃に実家を発ってホームセンターへ行き2ストオイルを満タンにして、余りは缶ごとバッグにくくりつけ、篠ノ井と松代と、親の両家の墓参りをしてから諏訪湖へ向かいました。
出る際に母親から「あんたはバイクに乗ると僻地にばかり行くなあ」とぼやかれました。ごめんよ。。。
ルートはざっくりと、18号→143号→152号→142号という流れで岡谷へ。
道中途中コンビニでZ1が停車していたので隣につけてオーナーさんと軽く挨拶して雑談をしたら1時間以上お喋りしてしまいました。
ほとんど当時のパーツを維持していて、ダメになった箇所のみOEMパーツに変更しているとのことで、すごく綺麗でした。通勤でも使われているそうで、走らせてこそのバイクと言われてしまいました。すばらしいですね。
2ショットはもう少しバイクを近くにつければ良かったなぁ。。
その後、岡谷から諏訪湖の諏訪大社へ行きました。
前回の帰省で諏訪大社に寄って、初めて御朱印帳というものを買ったのですが時間が足りず上社本宮しか行けなかったのでリベンジです。
下社秋宮。ちょうど神前式が行われていました。お賽銭を投げる音などちょっと気を使ってしまいますね。秋宮は屋台もあるためか賑やかです。
下社春宮。こちらは秋宮と違って屋台も無いですが、自分の中の「神社」というイメージはこんな感じが近いです。
上社前宮。神社自体は小さいです。下社と違って神社の敷地が分散?していて、鳥居から神社までの間に道路が通っていたりします。
これで諏訪大社四社全ての御朱印を集めることができたので、木製の栞と落雁をいただきました。今回参拝したのは三社ですが、参拝はそれなりに時間がかかります。特に上社と下社の移動です。
諏訪大社は上社本宮と下社秋宮が大きいので、観光でお参りするするならこの2つがいいかと思います。上社本宮は境内のすぐそばに駐車スペースとお店がいくつかあるので一番休憩しやすいです。
そんなこんなで、ここからはペースアップして岐阜の下呂温泉へ。
諏訪ICから中央自動車道で中津川ICまで行き、あとは257号→256号→257号→88号で下呂温泉です。道中はすごく寒かったです。11月初旬で天気も良かったのに18時頃には気温4度くらいになっていました。岐阜の山間部は寒くてかなわないですね。。
そんなこんなで着きました、下呂温泉。もちろん宿は確保していません。大人1人素泊まり食事なしで行けたら上々だなんていう安易な考えのもと訪れました。
写真は翌日朝のものです。
下呂駅から時計回りにまわってすぐにある大きな旅館の入り口に「空室あり」の灯りを見つけたのでさっそく飛び込みです。
「すみませんが大人1人素泊まり食事なしで1泊できないでしょうか?」→「えーでえーで、今なら良い部屋に飛騨牛すき焼きと朝食つけてX円でいけるで〜」→「え、高い!(寒くて頭がまわってなかった)」→「そしたらちょっとY円まけるよ、お兄さんバイクで寒かろう?」→「それでお願いします!」→「そしたらバイクは駐車料いらんから、すぐ食事なしできるから部屋で着替えて飯食いな」
そんなこんなで猛スピードで宿が決まり晩ご飯も温泉も決まりました。部屋に通されると四人部屋で、温泉は24時間利用可能ということでした。金曜の夜ということもあってか、金額はかなり安くしてもらえました。素泊まりのつもりで声をかけたので金額を聞いたらつい「高い」と言ってしまいましたが冷静に考えると高くないです。ただあまりの寒さと疲労で急に暖かい場所に来たために頭が働かなくなっていました。でも結果的に安くしてもらえて助かりました。
晩ご飯はこんな感じでした。過去最高に美味しいお肉でした、空腹と疲労もいい調味料だったかもしれないです。
食事を済ませたらお土産を買いに散策しつつ宿に戻ってから飲む用に地ビールを買ったりして、満喫しました。久しぶりに下駄を履いたら滑って転びました。。
宿に戻ってからトトロを見たり温泉に浸かりに行ったり、お酒を飲んだり温泉に浸かったりしたらすぐに眠って朝になっていました。時間が経つのは早くて怖いですね。
翌朝朝食を済ませて宿を出ると、昨晩受付をしてくれたおじいさんと顔を合わせました。名刺を頂いたのですが宿の代表取締役さんでした、びっくり。。これも縁だから来年もまた来てな、と挨拶を済ませて発ちました。
ちなみに宿は吉泉館 竹翠亭という旅館です。駅に近くて温泉も部屋も綺麗でした。
3日目は根道神社のモネの池へ向かいます。宿の代表に話したところ湧き水が綺麗と有名な神社で、湧き水は全国に販売したりもしているんだとか。
下呂温泉からは近いのですぐ着きますね。道中は飛騨川沿いを走ったのですが地元の千曲川とは全く違った景色でとても新鮮でした。大きな岩がゴロゴロと転がっていて、渓谷という言い方がすごく似合います。また観に行きたいなと思えました。残念ながら写真は撮り忘れました。。
写真を撮り忘れた場所ほど「また観たいな、行きたいな」と思えてくるのはなんなんでしょう。
次でこの旅行の話はおわりです。