SuperSherpaメーターバックライト有機EL化
作業的には
https://www.asahi-net.or.jp/~yi4f-tkg/elpanel/EL_PANEL_1.html
https://www.asahi-net.or.jp/~yi4f-tkg/elpanel/EL_PANEL_2.html
このページと同じです。
使った物
- 有機ELパネル
- 有機EL用インバータ
- コネクタカバー
- ハーネステープ
- 配線(マイナス用黒黄・プラス用赤)それぞれたぶん0.75SQくらい
- 非防水ギボシ端子のオス
- 非防水ギボシ端子のメス(二口タイプ)
あとはカッター、ニッパー、電工ペンチなど
メーター分解
メーターを外して分解
有機ELパネルの用意
有機ELバックライトはこのタイプの緑色を使用(なぜか検索でヒットしなかった)、最初からコネクタが接続されている有機ELパネルを使用すると面倒が少ないです。
これに加えて有機ELパネルを光らせるには直流から交流に変換するインバータが必要なので
とかを買う。「インバータ EL」みたいに検索すると良いと思います。
EL用インバータを買うとELパネル側のコネクタが 2P-JST
のような名前のコネクタになっているので面倒が減ります。
配線付きの有機ELパネルのコネクタもこのタイプなので問題無く接続できます。
バックライトの点灯確認
バイクのバッテリー→インバータ→有機ELパネル と繋いで点灯確認する。
わに口クリップがあると便利だけど、インバータと有機ELパネルがコネクタで繋がっているならバッテリーインバータ間の配線を持って接続できるので問題無いはず。
画像はコネクタが無いタイプの有機ELパネルで点灯確認をしている図。
コネクタ付き有機ELパネルを推奨する理由はシンプルに有機ELパネルに配線くっつけるのが大変だったからです。有機ELパネル付属のアルミテープは粘着力が弱くて、はんだ付け試したけどすぐに剥がれてしまったり実用レベルでは無いなと感じてコネクタ付きを買いました。
液晶〜基板を組む
液晶・バックライト・基板を組む、メーターカバーから取り外した状態まで戻す。それで車体に配線つないで導通チェック。
この作業で1度失敗がありました。
始めメーターを組むとき上から順に液晶・有機ELパネル・青い凹形状のパネル・土台となる透明なアクリル板・基板と組んだところ液晶には何も映りませんでした。液晶と基板の隙間が広がりすぎて接触出来なくなったようです。
元々のバックライトは電球がアクリル板を横から照らしてアクリル板を青い凹パネルが調色?して液晶のバックライトになる仕組みなので、バックライトの構造を変えた今凹パネルは不要なので抜きます。無くすと元通りに戻せなくなるので白いメーターケースの中に放り込んでおきます。
厚みを調節して再度組むと液晶が表示されるようになりました。
メーターケースを組む
有機ELパネル側のメスコネクタの角を少しカッターで削ります。
角をある程度丸めるとコネクタがメーターバックライトが取り付け穴を通るようになるので、水抜き穴をドリルで開通など不要です。
元々メーターバックライトの凹形状の光の調色用パネル?は邪魔になるので、メーターを閉じる時白いケース内に放り込んでおきました。この凹パネルと有機ELパネルを置き換えます。
あとはメーターケースを元通りネジ締めていきます。
車体側の加工
まず今回不要になったメーターバックライトは球を抜いてハーネステープでぐるぐる巻き、ニュートラルランプなどの電球配線とひとまとめにくくります。
次にインバータの電源を確保します。
イグニッション連動の電源が欲しいのでイグニッションに繋がるカプラーの車体側から電源を取ります。
マイナスは黒黄・プラスは白から取りました。始め間違えてプラスを赤で取ってしまって常時点灯になりました。
ハーネステープを剥いて配線の一部皮膜を剥いてプラスマイナスそれぞれ配線をスプライス端子で圧着、配線の先端には二口タイプのギボシ端子メス。本当はプラス側はギボシ端子のオスが良いのかも知れないけど。。。
それでカプラーやらをコネクタカバーを2つ、今回はデイトナのコネクタカバーブーツをSとM用意して
Sサイズはイグニッション連動のギボシメスをまとめる用、画像だとヘッドライトコネクタの右側。
Mサイズは有機ELのコネクタの防水用、ついでにインバータ(防水なんだけど)も入れてハーネステープぐるぐる巻き。ヘッドライトコネクタ左側。
ヘッドライトコネクタに引っかける感じで搭載してます。
比較
視認性よくなりました。
デメリットは有機ELパネルが点灯でミーと鳴いてるのとインバータのために配線加工の手間があることくらいでしょうか。満足度は高いです。