ZX-10 車検

今年の2021年1月から車検が切れていたZX-10ですがようやく車検更新してきました。
はじめは単純に車検を忘れていて切れてしまって、ついでだからと整備したりして時間がかかっていました。
年内に行動復帰できて良かったです。

整備内容

  • 外装を赤から割れ補修した黒に戻した(赤は一部割れているので後で補修
  • ヘッドライトバルブを高効率H4バルブに変更
  • クラッチマスターをZZR1100用からZX-10用に交換
  • フロントブレーキフルードを交換
  • バッテリーを新品交換
  • タイヤ前後をSPORTEC M7 RRに交換、前120/70 ZR 17 M/C、後180/55 ZR 17 M/Cへ交換
  • ホイールベアリングのグリスアップ
  • エンジンオイル交換
  • クーラント交換
  • マフラーを純正に戻した
  • リンクのグリス補充

だいたいこんなところか

車検更新の手順

1. 車検の予約申し込み

自動車検査インターネット予約システムで予約を取ります。
予約日が決まらないと仮ナンバーを借り受ける日程が組めないため最初にやるべきです。
今回は車検切れですが車検の検査の種類自体は継続です。継続についての説明は下記の通りです。

続検査とは、自動車検査証の有効期間の満了後も引き続きその自動車を使用する場合に受ける検査です。

参照元(要ログイン): https://www.reserve.naltec.go.jp/web/ap-entry?slinky___page=forward:A1101_01

2. 自賠責保険の契約

公道を走るには自賠責保険が必須なので契約します。
車検場や代書屋さんなどで行う。今回は住友海上日動などの代理店(自動車屋さんなど)をしている自動車整備工場に「車検切れの大型バイクの自賠責保険に加入したいんですけど対応されてますか?」みたいな電話をしたら可能ということで飛び込みでお願いしましました。
念のため25ヶ月で加入しました。
開始日は調整できるようで、当日から開始でお願いしました。

仮ナンバー

自賠責保険に加入したら市役所へ行き仮ナンバーを借り受けます。
費用は750円くらいかかります。
仮ナンバーは自治体が取り扱うものなので、わたしが住んでいる川越市では市の公式サイトで仮ナンバー申し込み用紙PDFが配布されていたため自宅で印刷・記入して持ち込みしたところ待ち時間は非常に少なかったです。
必要な書類を転載します

  • 自動車臨時運行許可申請書(窓口にあります。)
  • 自動車の同一性を確認できる書類
    • 自動車検査証
    • 抹消登録証明書
    • 自動車検査証返納証明書
    • 通関証明書、等
  • 自動車損害賠償責任保険(共済)証明書
  • コピー不可。臨時運行許可期間をカバーするものであること。
  • ただし、許可期間内に保険期間の最終日が来る場合は許可できません。
  • 来庁者の本人確認書類(法人の申請の場合も必要です)
  • 自動車運転免許証、等
  • 手数料:750円

手続きが完了すると仮ナンバープレートと証書を渡されて、返却の際にはこの2つをセットで返却して欲しいとのことでした。

仮ナンバー取付

仮ナンバーあるあるらしいですが車用のナンバープレートを渡されました。

養生テープでぐるぐる巻きにして念のためワイヤーで脱落防止をしました、ワイヤーはSuperSherpa界隈で有名?な nossiさんに指摘されて取り付けました。

車検当日

持ち物

  • 前回の車検証
  • 自賠責保険証書
  • 直近の軽自動車税納税証明書
  • 定期点検整備記録簿
  • 印鑑(使わなかった)
  • バインダー
  • バインダーを出し入れしやすいバッグ(今までリュックで行ってたけど初めてショルダーバッグで行ったらラクだった)
  • 車検の予約番号(下4桁が車検の書類に必要)
  • お金

車検場へ行く前に

KH400でもお世話になったテスター屋さんで光軸調整。
ZX-10はカウル下から光軸調整のネジまで距離があって調整に苦戦させてしまいました。。。
料金は変わらず1300円でした。

車検場に着いてからの流れ

※ 今回は既に自賠責保険に加入済みなので、自賠責保険の加入はスキップします。

1.ナンバーセンターへ行く

各窓口の上に担当内容が書かれているので車検の申し込み窓口へ行って「車検の切れた大型二輪のユーザー車検を受けたいです、自賠責保険は加入しました。税金の書類は自分で記入します。」と伝えて紙を3枚もらう(言わなくても聞いてくれるので心配不要
このとき一緒に納税のためのお金を支払って、紙に印紙を貼ってもらう。
紙を渡されたら「B棟の7番へ行ってくださいね〜」のように言われる。

  • 検査結果を記載する文字が多い白い紙
  • 重量税を納めるピンクの紙
  • マークシートの白い紙

このときの支払いは下記の通り

  • 自動車検査登録印紙:400円
  • 自動車審査証紙:1300円
  • 自動車重量税印紙:5000円

2. B棟で書類の記載

ナンバーセンターで案内された場所へ行き書類を記載する。
指定された窓口(ユーザー車検などと案内が書かれている)の前の机には記入の見本があるので、見ながら書く。
マークシートの紙のマークシート部分だけ鉛筆で記入、残りはボールペンで記入する。
あとこのとき検査結果を記載する文字が多い白い紙に車検の予約番号下4桁の記入がある。

記入が終わったら窓口の辺りに順番のカードがあるのでとっておく、所沢の車検場ではラミネートしたチープなカードだった。
は車検場によってやり方が違うかもしれない。

3. 書類提出

窓口で順番が呼ばれたら提出。
問題が無ければ検査時の注意点説明や行くレーンを教えてくれるので覚えておく。
二輪は国立でも所沢でも1番外側のレーンだった。

このときバインダーでは上からこんな感じにしていた、検査結果の用紙が一番上になっていればOK。検査結果の用紙以外はクリアファイルに挟んでまとめて下敷きみたいにしておけばいい。
領収書類は邪魔になるので自賠責保険の袋にでもいれておいたらいい。

  • 検査結果を記載する文字が多い白い紙
  • 直近の軽自動車税納税証明書
  • 定期点検整備記録簿
  • 自賠責保険証書

4. 検査

バイクを指定されたレーンまで持っていって検査。写真は撮ったらダメです。
検査が終わったら車のレーンの最後にある箱のところに検査結果の紙など一式提出してハンコをもらう。

5. 検査が終わったら検査結果の用紙を提出

B棟で書類の提出をした窓口の近くに「検査が終わった人向けの窓口」みたいなものがあるので、そこに書類を提出する。
指定のクリアファイルが置かれているので書類を入れて、番号が書かれたカードを持って呼ばれるのを待つ。

6. 手続きの完了

手続きが全て終わると新しい車検証や自賠責保険などが返却されて、車検の有効期限ステッカーがもらえる。
これで終了。

仮ナンバーの返却

市役所で仮ナンバーの返却をしたら帰宅。

かかった費用

  • 仮ナンバー手数料:750円
  • 自賠責保険25ヶ月:9440円
  • 光軸調整:1300円
  • 自動車検査登録印紙:400円
  • 自動車審査証紙:1300円
  • 自動車重量税印紙:5000円

合計:18190円


走行距離 80800km

帰宅途中に2つ気付きました。

  1. フロントフェンダーがビビってる(ずっとインナーカウルがビビってると思ってた)
  2. 車の流れが悪くて半クラでしばらくのろのろ運転した直後クラッチの戻りが悪い

この2点は別の記事で対応内容を記載します。