スーパーシェルパ オイル交換など

またしても更新に間があいてしまった。
台風一過で天気が良かったのでスーパーシェルパのエンジンオイルとガソリンコックとフロンスプロケットのオイルシール（アウトプットシャフト）を交換した。

さっそくエンジンガードを外してオイルを抜いていく。

今回オイルトレーを買ったので使ってみた。シグネットの8Lサイズを購入した後でデイトナで3.5Lサイズの存在に気づいた。結果としてはオイルが飛び散るので8Lでちょうど良かったと納得している。

交換するオイルはMotolex Top Speed 10w40で毎回4Lを買っている。KH400でMotolexを使っているのでスーパーシェルパでも使っているというところ。
どこかで見たレビューでは、このオイルはライフが3000kmくらいと書かれていた。今回おそらく3000〜3500kmくらいで急激にギアのフィーリングが変わってハッキリとライフの終わりを認識できた。今は走行距離7500kmくらいか、忘れた。

エンジンオイルを排出しつつ、オイルエレメントとOリングも交換した。
Oリングとオイルエレメントのカバーがハマる部分にはエンジンオイルの塗って取り付ける。
ボルトはスレッドコンパウンド（またはモリブデングリス）を塗ってかじり対策をして締め付ける。
締め付けトルクは9.8Nm

ここまでがオイル交換作業。

以前アイドリング付近で回転数が不安定になる症状があって、キャブが原因かと思い色々試しているうちに落ち着くという事がった。落ち着いても完全に良くなったわけでは無くて、アクセルを開け気味にしたとき息継ぎ？のような回転数が上下する症状は出ていた。
それでふと見るとチェンジペダルの辺りからオイルが垂れていて、もしやオイルシール抜けではと言うことでオイルシールTC32457[純正品番920491577]とフロントスプロケットのスナップリング24MM[純正品番92033026]をあらかじめ用意していた。スナップリングに合うスナップリングプライヤーをはクニペックスなら10-25mmっていうサイズであればイケるはず。自分はこの上の19-60mmサイズしか持っていなくてすごく苦労した。。

それでいざ、カバーを外しリアアクスルシャフトを緩めチェーンを緩めチェーンを外しスナップリングも外してみると。。

オイルシールが4mmくらい浮いていた。爪を立ててカリカリしたら外せるくらい浮いていた。なんかもう、どう考えても色々な不調の大きな原因ってコレですよねっていう規模だったのですごく脱力。
新しいオイルシールにはウレアグリスを塗りたくり、古いオイルシールを重ねて圧入。

いまサービスマニュアルなど見返していたらこのカラーの奥にOリング21.5MM[純正品番 920551293]があって、それもセットで交換するべきだったらしい。これは次にオイルが漏れたら交換することにする。

これでオイルシール交換は終了

ガソリンコックからガソリンが漏れるという現象が起きていた。漏れが起きていたのはコック背面で板状のサンドイッチされている部品。負圧で動く栓が組み込みまれた板？の辺りからポタポタと。。

コックは排ガス規制のタイミング(たぶん)で若干変わっている。ガソリンのノズル角度が変わった以外の変更点は不明。

これで漏れは無くなった。

もうじきスーパーシェルパの部品交換などは落ち着くのかな、というイメージをしている。クラッチレバーが折れているのでブレーキレバーと併せて交換する。
あとはオイルシールのOリング交換問題とか小さい錆対策問題とか、荷物もっと積みたい問題とか、IRC21/22は高速走行で不安定問題とか、そういうのはあるんだけど。なんか自分の中でスーパーシェルパが一区切りついてしまったような気がする。

乗りやすくて燃費も良くて（オイルシールが抜けてても25km/Lとか）キャリアも大きくて転んでも悲しくない。

今までKH400が走っては壊れという状態だったので普通に走るスーパーシェルパに満足してしまったのかもしれない。これからは走る事を目的にして行くのもいいと思うけどなんだか気持ちの整理がついていない。
自分がバイクに乗る理由というか目的地の一つに実家がある。片道300km程度、スーパーシェルパは高速走行もまあまあ出来るけどタイヤの都合上90km走行をしたいくらい。なかなか遅くて疲れるのが悩みどころ。