KH400 充電されなくなった件について
前回に引き続き。
充電されないなーと思ってバッテリがへたったのかと思ったがそうではなかった。
今回はざっくりとしたポストです。
巻き方や巻き数、線径など秘密にされる内容の詳細は次あたりのポストにまとめる予定です
このタイミングで「あージェネレータの問題か」と思ってジェネレータを取り外した。しかし本来この時点ではジェネレータを取り外すのではなく、抵抗値の確認をすべきだったな、と今更反省している。具体的にはレクチファイアにつながる黄色い配線(110型3端子カプラー、黄色/黄色/若草色)とボディアースの導通をチェックすべきだった。
状況
- 自走可能
- 発電不良
ということで原因の可能性は
- ライティングコイル(短絡)
- メインハーネス(断線)
- レクチファイアの故障(断線?)
かな、と思った。
しかし微弱だが電装系は動いている。微弱なのはバッテリーが充電不足だから。
ではバッテリーを充電したらどうか。
問題なかった。
ということで原因はメインハーネスでは無いだろう。
- ライティングコイル(短絡)
- レクチファイアの故障(断線?)
このどちらかか。。。となるべきであった。
まー原因究明の流れはこんな感じになるべきなんだろうなと思ったけど直感的に「ジェネレータだな」と思ったので外してしまったわけで。
ジェネレータというかエンジン左のカバーを外すとパラパラと何かが落ちてくる。
ライティングコイルのコイル両脇にあるはずのベークライト板が無い。
いや、ある。あった。砕けてケース内に溜まっている。
正常な状態はこんな感じ。
あー、これは短絡ですね。ベークライト板も砕けて飛び散っていますね。バラします!
今回はまとまった時間がなかったので画像が全然無いです。。。
ライティングコイルのジェネレータ内側を上にした図です。この画像が無かったらコイルのつなぎ方間違えるところでした。
関係無いですがどん兵衛のフタが2重になっていました。
片方巻きました!
- 100均で売っていたカッターとか使うときの下にひくシートの上で作業しました
- 破損したベークライト板は秋葉原のマルカ電機工業2F店で以前買ったものを使いました。糸鋸など持ってい無いので彫刻刀でガリガリ形を切り出しました
- コイル用銅線はオヤイデ電気のオンラインショップで購入しました
この手の銅線はUEW(ポリウレタンエナメルワイヤ)とPEW(ポリエステルエナメルワイヤ)が主流なようでした。今回はUEWを使用しています。あと銅線銅線と書いていますが、マグネットワイヤーと呼ぶのが正しいようでした。
ここから先は画像がありませんでしたが、いったん取り付けと試走は行いました。電圧などはまた画像撮ってアップします。ついでにアーシングの端子を磨いたりしたせいか心なしか低速時が元気になったような気がしています。こういう脱線がプロとの違いなんだろうなとか思いました。
巻き直しは1度行いました。最初に巻いたコイルの1段目で短絡していました。なので合計3回巻きました。実はさっき気づきましたが、どうも線径が標準より少し太かったかもしれません。またベークライト板の厚さが1.0mmのものを使用しましたが、標準のものは1.5mmだったようです。なのでまた今後巻き直す可能性があります。